英検2級・一次筆記対策

英検2級に合格するには、まず「英検2級」を知ることが大切です。

筆記の問題の半分を占めているように、英検2級の問題の傾向としては「語い力で合否が決まってしまう」ことでしょう。

ですので、「英字新聞」や「英英辞典」を読んだり、引いたりして時間をとるよりも、この「語い力」を上げるのが重要になります。 英検2級での長文の穴埋め問題も結局は「語い力」が重要になってきます。
長文の穴埋め問題には「文法力」「熟語力」「単語力」に関する問題が出てきます。

この中で「文法力」を試す問題は比較的容易でしょう。 単語がわかならくても文法の知識さえあえば解けるからです。 しかし残念ながら英検2級では「文法力」を試す問題はあまり出題されていません。
英検2級で出題されるのは、単語力と熟語力を問う問題が多いです。

そういう意味では、単語(熟語)の基本的な意味を覚えておけば、点が取りやすい分野であると言えるでしょう。

長文問題は特に専門的な知識は必要とされず、一般的な知識で十分です。

長文問題攻略には、まず問題を読む前に「選択枠」を読んで予め把握しておくことが重要です。

英検2級の長文問題は難しいものではありません。英検の場合、語彙数が限定されていると言うこともありますが、それ以上に制約されることが多いのです。

英検2級を受験する目安ですが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

高校生……3年生の第1回試験までに合格することが望ましい。第2回試験を受験する場合は,受験科目の妨げにならないかどうかを判断して受験するようにしてください。

短大生……1年生の第3回試験までに合格することが望ましい。

大学生……3年生の第3回試験までに合格することが望ましい。

社会人……なるべく早くに合格することが望ましい

英検3級の二次対策

一次試験解答速報はコチラから入手できます(pdfファイル。acrobat readerが必要)。答え合わせをしてみましょう。大体7割なら合格は大丈夫でしょう。

(一次合否結果は、公式サイトで閲覧できます。英検公式サイト→STEP英検(日本英語検定協会))

さて、二次試験の話です。

二次試験は、すべて英語で行います。

・入室して挨拶、カードを渡す。級を確認されるので答える。

・文章の黙読

・音読

・イラストを見て状況を説明する(準2級はイラスト2種)

・自由会話(意見などを聞かれる)

・挨拶して退出

…こんな感じの流れで、6分くらい、もう、あっという間ですので、度胸で臨みましょう。

過去問をみてどういう問題が出されるか、つかんでおきましょう。

二次試験対策の勉強で、これがあれば助かるな~と思える本は、

・黙読、音読用の文章が豊富

・イラスト問題が豊富

…の2点に尽きます。本屋さんで実際見て選ぶときの目安にしてください。

ビジネス英語単語帳
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黙読・音読練習は、色々読んで、何回も練習しましょう。適当な長さの長文読解問題の文を用いてもいいです。

音読練習はゆっくりでいいので、詰まらず読むこと。一文一文丁寧に読むことです。教科書は日ごろから必ず音読しましょう。

イラスト問題は、3級の場合、そのイラストに描いてある場面の状況や、場面上の人たちについて問われます。それぞれが何をしているか、状況を説明します。現在進行形と代名詞を使って説明できるようにしておくこと。やはり沢山イラスト問題が載っている問題集が練習するのに便利です。とにかく解説よりも実際問題数の多いものが役に立ちます。

英検は、二次試験も結局は慣れなので、何度も練習して慣れておくことが肝心。もし二次で落ちた場合は、成績票でどこの部分が悪かったのか確認し、弱点を補強しましょう(特にねらい目・落とし穴は音読です)。

自由会話では中学生の場合、「英語を勉強している理由」を聞かれることが多いようです(質問者にもよりますが)。

Why do you study English?

What do you study English for?

などと質問されたら、以下のような表現は言えるようにしておきましょう。

「英語に興味があります」I am interested in English.

「英語は面白いです」English is interesting to me.

「英語を話すことは楽しいです」Speaking English is a lot of fun.

「英語を勉強することは面白い」Studying English is interesting.

そしてI like English very much.などと付け加えると会話に活気が出て彩りも付きます。

合否発表は、ネット上で上記公式サイトの二次試験合否閲覧サービスにて(合否発表当日、公開開始直後はアクセスが集中し、繋がりにくくなる可能性があります)。

英検3級試験の時間配分(目安)

以下に英検3級の試験の時間配分について、大体の目安を書きます:

筆記試験40分(リスニングのぞく)

問1・文法問題(空所補充)15問…10分

問2・会話文問題(空所補充)5問…3分

問3・整序問題(単語の並び替え)5問…7分

問4A・ポスターなどの内容問題2問…3分

問4B・電子メールのやり取り内容問題3問…7分

問4C・段落のある長文問題5問…10分

これによると、見直し時間はほとんどありません。

わからない問題にあたったら、一旦置いて、とにかく解ける問題から先に順番どおりにどんどん解いていくこと。あまった時間に解けない問題に取り組むようにしたほうがいいです。

最後の問題の長文は、段落ごとに問題がある(全部で4段落程度)ので、

・問題を先に読む(選択肢はこの時は読まなくてよい)

・第1段落を読む(問題の焦点を探しながら読む)

・問題に戻って選択肢を選ぶ

・次の問題に掛かる

…この繰り返しで解きます。

文章は全部で4段落で、問題は5問、その最後の問題は内容の総括問題です。このやり方は英検では級を問わず用いられます。センター試験などもこのやり方です。




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