【会話】イタリア語

イタリア語での電話での会話

今回は電話のかけ方です。

まずは「もしもし?」ですが、これは皆さんおそらくご存知の通り、
「Pronto? プろント?」です。
「pronto」の元の意味は、「ready、準備OK、用意できた」という意味です。

「Pronto?」と言った後に続けて相手を確認する時は、以下の例が挙げられます:

「Parlo con la famiglia Tanaka? パるロ コン ラ ファミッリャ タナーカ?」
「田中さんのお宅ですか?」
※直訳では、「私は田中さんのお宅と話していますか?」

「E’ casa Tanaka? エ カーザ タナーカ?」
「田中さんのお宅ですか?」
※直訳では、「そちらは田中さんの家ですか?」

「Parlo con la ditta Bianchi? パるロ コン ラ ディッタ ビアンキ?」
「ビアンキ社ですか?」

「Parlo con l’Hotel Roma? パるロ コン ロテール ろーマ?」
「ホテル・ローマですか?」

「l’Alitalia? ラリターリア?」
「アリタリア社ですか?」

または、こちらが話す前に、相手が先に名乗る場合の例です:

「Pronto, Qui e` casa Tanaka. プろント、クイ エ カーザ タナーカ。」
「もしもし、田中です。」
※直訳では、「もしもし、こちらは田中の家です。」

「Pronto, Qui e` la ditta Bianchi. プろント、クイ エラディッタビアンキ。」
「もしもし、ビアンキ社です。」

または、「Pronto,」に続けて相手が次に言う言葉の一般的例です:

「Chi parla? キ パるラ?」
「どちらさまでしょうか?」
※直訳では、「どなたが話してらっしゃいますか?」

「Chi e`? キ エ?」
「どちらさまでしょうか?」

「Con chi parlo? コン キ パるロ?」
「どちらさまでしょうか?」
※直訳では、「私は誰と話していますか?」

「Desidera? デズィーデら?」
「ご用件は何でしょうか?」
※直訳では、「ご要望は何でしょうか?」

「Mi dica. ミ ディーカ。」
「どうぞおっしゃって下さい。」
※直訳では、「私におっしゃって下さい。」

「Dica pure. ディーカ プーれ。」
「どうぞおっしゃって下さい。」

「Con chi vuole parlare? コン キ ヴォーレ パるラーれ?」
「誰をお出ししましょうか?」
※直訳では、「誰とお話しになりたいですか?」

それに対する答えの例です:

「Sono Mario. C’e` Paola? ソノ マーりオ。チェ パオラ?」
「マリオです。パオラいますか?」

「Sono Mario. Paola e` in casa? ソノ マーりオ。パオラ エ イン カーザ?」
「マリオです。パオラは家にいますか?」

「Sono Tanaka. Posso parlare con il signor Bianchi, per favore?
ソノ タナーカ。ポッソ パるラーれ コン イル スィニョール ビアンキ
ペるファヴォーれ?」
「田中です。ビアンキ様(男性の場合)とお話させて頂けますでしょうか?」

「Sono Tanaka. Mi passi la signora Bianchi, per favore?」
ソノ タナーカ。ミ パッスィ ラ スィニョーら ビアンキ ペる ファヴォーれ?」
「田中です。ビアンキ様(女性の場合)と代わって頂けますでしょうか?」
※直訳では、「ビアンキ様を回して頂けますでしょうか?」

それに対して相手は:

「Un attimo. ウナッティモ。」
「少々お待ち下さい。」
※直訳では、「一瞬。」

「Un momento. ウン モメント。」
「少々お待ち下さい。」
※直訳では、「一瞬。」

「Attenda in linea. アッテンダ イン リーネア。」
「そのままお待ち下さい。」
※直訳では、「通話中の状態でお待ち下さい。」

「Sono io. ソノ イーオ。」
「私です。」

「Mi dispiace, ma non c’e`. ミ ディスピアーチェ、マ ノン チェ。」
「残念ながら、いません。」

「Mi dispiace, ma e` appena uscito.
ミ ディスピアーチェ、マ エ アッペーナ ウシート。」
「残念ながら、外出したばかりです。」

「Mi dispiace, ma il signor Bianchi e` in ferie.
ミ ディスピアーチェ、マ イル スィニョーる ビアンキ エ イン フェーりエ。」
「残念ながら、ビアンキさんは休暇中です。」

「Mi dispiace, ma il signor Bianchi non e` in ufficio.
ミ ディスピアーチェ、マ イル スィニョーる ビアンキ ノネ イヌッフィーチォ。」
「残念ながら、ビアンキさんはオフィスにはいません。」

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「Mi dispiace, ma e` occupato al telefono.
ミ ディスピアーチェ、マ エ オックパート アル テレーフォノ。」
「残念ながら、電話中です。」

「Ma, che numero ha chiamato? Qui e` Suzuki.
マ、ケ ヌーメろ ア キアマート? クイ エ スズーキ。」
「どの番号におかけですか? こちらは鈴木ですが。」

「Mi dispiace, ma deve aver sbagliato numero.
ミ ディスピアーチェ、マ デヴェ アヴェーる ズバッリャート ヌーメろ」
「残念ながら、番号をお間違えになったのではないでしょうか。」
※直訳では、「貴方は番号をお間違えになったはずです。」

ちなみに、電話がかかっていることを伝える時は:

「Paola, al telefono! パオラ、アル テレーフォノ!」
「パオラ、電話かかってるよ!」

その他、よく使う表現を例に挙げておきます:

「Ripetimelo, per favore? りペーティメロ、ペる ファヴォーれ?」
「もう一度言ってくれる?」
※直訳では、「それを私に復唱してくれないか?」

「Me lo ripeta, per favore? メ ロ りペータ、ペる ファヴォーれ?」
「もう一度おっしゃって頂けないでしょうか?」

「Puo` ripetere, per cortesia? プオ りペーテれ、ペる コるテズィーア?」
「もう一度おっしゃって頂けないでしょうか?」

「Ti sento male, parla piu` forte, per favore?
ティ セント マーレ、パるラ ピゥ フォるテ ペる ファヴォーれ?」
「聞こえないよ、もっと大きな声で話してくれないか?」

「Scusi, ma non la sento bene, parli piu` forte, per favore?
スクーズィ、マ ノン ラセントベーネ、パるリ ピゥ フォるテ ペるファヴォーれ?」
「すいませんがよく聞こえません、もう少し大きな声で話して頂けますでしょうか?」

「Parli piu` lentamente, per favore?
パるリ ピゥ レンタメンテ、ペる ファヴォーれ?」
「もう少しゆっくり話して頂けますでしょうか?」

「Puo` dirgli che ho telefonato? プオ ディーるリ ケ オ テレフォナート?」
「彼に、私が電話したことをお伝え頂けますでしょうか?」
※「彼女に」の場合は、「dirle ディーるレ」

「Puo` chiederle di richiamarmi? プオ キエーデるレ ディ りキアマーるミ?」
「彼女に、私に折り返し電話をして頂くようにお願い頂けますでしょうか?」
※「彼に」の場合は、「chiedergli キエーデるリ」

「Gli dica di chiamarmi, per favore?
リ ディーカ ディ キアマールミ、ペる ファヴォーれ?」
「彼に、私に電話するようにお伝え頂けますか?」
※「彼女に」の場合は、「Le dica レ ディーカ」

「Grazie per la chiamata. グらーツィエ ペる ラ キアマータ。」
「お電話ありがとうございます。/電話ありがとう。」

「Ti richiamo piu` tardi. ティ りキアーモ ピゥ ターるディ。」
「もう少ししたら電話し直すよ。」

「Ci sentiamo! チ センティアーモ!」
「またね!」
※対面時の別れの挨拶は「Arrivederci!」「Ci vediamo!」=「また会おうね!」、
電話の場合は「Ci sentiamo!」=「また聞き合おうね!」

もしくは、以下のような留守番電話が出るかもしれません:

「Questa e` la segreteria telefonica di ….
Se volete potete lasciare un messaggio dopo il segnale acustico.
Vi richiameremo al piu` presto. Grazie.」
「こちらは…の留守番電話です。
よろしければ発信音の後にメッセージを残して下さい。
できるだけ早く折り返し電話します。ありがとうございます。」
※「il segnale acustico」は「il bip イル ビープ」とも言われます。

ついでに、その他の電話関連の言葉を挙げておきます:

(il) telefono pubblico: 公衆電話
(la) cabina telefonica: 電話ボックス
(la) scheda telefonica: テレフォン・カード
(il) telefono cellulare: 携帯電話 ※直訳では、「セルラー電話」
(il) telefonino: 携帯電話 ※直訳では、「小さい電話」
(la) chiamata a carico del destinatario: コレクト・コール
(la) chiamata internazionale: 国際電話

ちなみに話し好きなイタリア人のこと、日本で携帯電話が普及し始める前から、イタリアでは
携帯電話が普及し始めていました。

とりあえずこんな感じです。以上ご参考までにどうぞ。




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